China-Myanmar Performance

　ミャンマーと中国のパフォーマンスアーティストらが協力して実施したワークショップ「国境を越えて：芸術、行動、そして連帯」が2024年12月26日から28日、タイ西部メーソットのドキュ・アッタン・スクエアで行われました。中国人パフォーマンスグループ「ノー・コスチューム・フォー・ハロウィーン」とミャンマー人アーティストらで作る「ミャンマー人道発展センター」が共同で行うもので、約30人が参加しました。

　31日には成果発表として、ミャンマーからタイに逃れてきた人たちの置かれたつらい状況や、ミャンマーの国境地帯で行われている人身売買などを表現するパフォーマンスを開催しました。参加した中国人アーティストによると、こうした反体制的なパフォーマンスは中国では行うことができないとのこと。今回も出演者は全て覆面を被ったコスチュームで演技しました。

　ドキュ・アッタン・スクエアは、ミャンマー人を中心として様々なバックグラウンドを持つ人々の集まる場となることを目指しています。今回、場所を提供するなどのわずかな協力でしたが、こうした活動を積み重ねて、大きな輪としていきたいと思っています。