クリエイターの想い | Docu Athan ドキュ・アッタン

カメラを手にかつて夢見た景色。若者たちが失ったものとは。

1.ピョーダナー

▶︎クーデター以前はウェディングなどの撮影などで生計を立てていた映像作家の青年。

▶︎弟を亡くし、今は自身を「革命ビデオクリエイター」と名乗る。

▶︎戦争で足を失った義足のカメラマンの友人と共に、今も映像制作を続けている。

▶︎若者たちは何を失い、何を取り戻そうとしているのか。

命懸けの逃避行。母として、ジャーナリストとしての責務とは。

2.ダイレクターH

▶︎クーデター直後の抗議デモを取材したことで軍に一時的に拘束される。

▶︎タイ国境の川を泳いで渡り、命懸けの逃避行。

▶︎潜伏先で二人の子どもと共に暮らすが、タイ警察からの取り締まりの被害に。

▶︎潜伏しながらも、彼女はどのように制作を続けているのか。

現場に出られない苦悩。ジャーナリストたちのトラウマを背負う。

3.エンモーウー

▶︎クーデター後にミャンマー軍から指名手配されてしまったジャーナリスト。

▶︎タイの国境地帯から遠隔で取材を取材を続ける。

▶︎毎日のようにミャンマー軍による残虐行為についての情報に触れる。

▶︎ジャーナリストたちが負ったトラウマについてのショートフィルムを作ることに。

母国へ帰れない子どもたちを映す。元教師のまなざし。

4. ヌエウーネイン

▶︎ミャンマーでは小学校で教師をしていた女性。

▶︎クーデター後はCDM（不服従運動）に参加し、ストライキを主導。

▶︎ミャンマー軍は教師たちの命が狙い、子どもたちの未来が奪われてしまった。

▶︎憎しみを乗り越えるため、彼女が取った行動とは。

学校が空爆の被害に。取材した子どもたちとの再会が叶わず。

5. ハントゥゾー

▶︎第一線で活動する戦場ジャーナリスト。

▶︎戦場の近くの村で子どもたちを記録。写真を渡すと約束。

▶︎数ヶ月後、学校に戻ると子どもたちはいなかった。

▶︎村は空爆の被害にあってしまい、村人たちは避難していた。

制作：久保田徹

ドキュ・アッタン共同代表

ミャンマーのクリエイターたちの撮影の様子を記録し、彼らの想いを映像化しました。映像の向こう側にいる彼らの姿を感じ取っていただけたら幸いです。